弱いおたくが色々してる

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天下無敵の忍び道の再演を観て思ったこと

だいぶ前だけど、兵庫まで天下無敵の忍び道の再演を観にいった。

初演ももちろん観劇済み。

ここでいう初演とは、シャイニング事務所のアイドル達が舞台に立ったときの公演のこと。

そのときは翔くんがめちゃくちゃ好きだから観にいった。かっこよかった。



初演が大盛況で終わったからか、暫くして再演が決定した。

再演は、どうやら彼らアイドルでなく本業である舞台俳優さんたちがキャスティングされたらしい。

ほう、そうきたか、と思った。

初演のときはカテコがミニライブ仕様になっていて、アイドルの顔としての音也、真斗、翔、セシルも見ることが出来た。

でも、このミニライブ演出は彼らがアイドルだから加えられたものだと思っていた。





けれど、再演でもミニライブがあった。

踊る舞台俳優さんたち。流れる新曲。湧く観客たち。色とりどりのサイリウム

正直、温度差についていけなかった。



私は「舞台俳優たちが演じる天下無敵の忍び道」を観にきたのであって、「アイドル達が演じた舞台をそのまま引き継いだ舞台」を観にきたのではない。



「天下無敵の忍び道」をカテコで披露するのは全然いいと思う。この舞台の表題曲だしね。

でも、なぜ舞台俳優たちが先代のアイドル達の演出を踏襲する必要があったのだろうか?

そして、なぜそれで観客が湧いていたのだろうか?

初演がアテ書きされたようにアイドル達にぴったりな役柄だったからだろうか、無意識のうちに、役をアイドル達に重ねてみてはいなかっただろうか?

私は舞台俳優の演じる天下無敵の忍び道を観に行きたかっただけなのに。

なんだか、演出に裏切られた気分でした。